話題の雄川の滝に行ってきました

先日、船に乗って雄川の滝に行ってきました。
ここはNHK大河ドラマ「西郷どん」のオープニングに出てくる美しい滝で、
鹿児島の大隅半島の南大隅町にあります。

少し前まで、地元に住む人しか知らない滝だったようですが、
２０１３年の銀行のカレンダーに使われてから、鹿児島県内では「ここはどこにあるの？」と話題になり、大河ドラマのオープニングで使われてから、全国区で人気になりました。

南大隅町は佐多岬の近くにあり、今まで鹿児島県民もあまり行く機会がなかった、雄大な自然に囲まれたところです。鹿児島市内から行くにはフェリーに乗ったりしてかなり時間がかかります。私も今回初めて訪れました。

雄川の滝に行くまで、錦江湾を右手に見ながらのんびりとドライブします。この日はとても天気が良くて、指宿の知林ヶ島もきれいに見ることができました。
南大隅町に着いたら「雄川の滝」の看板が出ていたので、迷わず着くことができました。
駐車場には県内外の車がたくさん停まっていて、人気の高さを物語っています。

滝まで１２００ｍと書いてあったので、子供たちと気合を入れて歩き始めました。
汗びっしょりかいて、そろそろ子どもたちがぐずり始めたころ、滝壺に到着しました。
今まで見たこともない、エメラルドグリーンの滝にみんな言葉を失い、心を奪われました。
滝の周りの壁が何とも言えない形状をしていて、ここは本当に日本なのか、もしかして「あの世」なのではないかと一瞬錯覚するような不思議な感じを覚えました。
子供たちも感動し、みんなそれぞれ目と心にその光景を焼き付けたようです。

展望所もあるということで車で行きましたが、また滝壺とは違った趣でした。
帰りに近くの花ノ木農場のレストランで食事をしました。
滝の帰りなのか、たくさんのお客さんがいて１時間ほど待たされました。
私たち家族は全員ロースとんかつを食べましたが、自家養豚場の豚を使っているからか
とても美味しかったです。

花の木農場の帰りに寄ったお店で「ヒラマサ」という魚の刺身を買って帰りました。
帰ってから夕食で食べると、ブリのようなカンパチのような味でしたが、
それよりももっとあっさりとして上品な味わいで、大変美味しかったです。

南大隅町は初めて行きましたが、壮大な雄川の滝だけではなく、
美味しいものもたくさんあり、今度はどこか宿泊して海水浴をしたりして、
丸一日楽しんでみたいと思いました。